2016年02月13日

『無法の弁護人』購入特典のご紹介

ノベルゼロ創刊&『無法の弁護人』発売まであと二日となりました。
創刊ということで色々購入特典を付けて頂きました、ありがたいことです。
もしご興味がありましたら参考にしていただければ幸いです。

なお、なにせ特典物ですので在庫が無くなった場合等はご容赦ください。

Amazon様
ノベルゼロオリジナルポストカード付限定版
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B01AXOUX2C/

ゲーマーズ様
http://www.anibro.jp/fair/37484/
>期間中、NOVEL 0 2月刊タイトル(全6商品)を3冊ご購入ごとに1冊、
>書き下ろし小冊子(全1種)をプレゼント!

紀伊國屋書店様
https://www.kinokuniya.co.jp/c/20160212162650.html
>紀伊國屋書店の店頭・ウェブストアで対象商品をご購入の方に、
>ポスター画集(電子版)を もれなくプレゼントします。

WonderGOO様
https://twitter.com/NOVEL0_Official/status/698115850054737920
>2月刊6タイトルのカバーイラストを使用したポストカード

メロンブックス様
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=153613
>メロンブックス限定 書き下ろし「あとがきのあとがき」しおり付き!
posted by 師走トオル at 17:50| 日記

2016年02月08日

2月15日、ノベルゼロから『無法の弁護人』出ます

最近ツイッターばかりでブログではすっかりご無沙汰しております・・・。

来週2月15日に新規レーベル『ノベルゼロ』が創刊となり、私も新シリーズを始めさせて頂くこととなりました。
タイトルは『無法の弁護人 法廷のペテン師』。表紙イラストは、最近もうゲームやアニメなどで多彩なご活躍されておりますtoi8さんです。

理想に燃える新人弁護士と、三十路半ばのベテラン弁護士が、無実の罪を着せられた依頼人のためにあらゆる手を尽くすというストーリーとなっております。
正直自分の本を紹介するというのは結構難しいんですが(作者が考えてるウリと読者さんの好みが一致するとは限りませんし)、幸いなことにダ・ヴィンチさんが特集ページを作ってくださいました。よろしければこちらもご覧ください。

熱き男の生き様を描くエンタメ小説レーベル創刊! その名は「NOVEL 0/ノベルゼロ」


ちなみに、ノベルゼロ公式サイトはこちらです。
http://novel-zero.com/
藤原啓治さんのかっこいいナレーション入りPVは相当気合い入っております。来週2月15日は、機会がありましたら是非本屋にお立ち寄りください。




さて、宣伝ばかりではなんなので、ついでにブログでしか言えない『無法の弁護人』製作裏話でも。

『僕と彼女のゲーム戦争』も次で完結となり、さあ次回作はどうしよう、よしまた裁判モノをやろう・・・と考えたのはいいんですが、そうなると当然まず主人公をどうするかという話になります。

私事で恐縮ですが、裁判モノの主人公としてまず思い浮かぶキャラが一人いました。デビュー作『タクティカル・ジャッジメント』の山鹿善行です。勝利のためには手段を選ばないという大変あこぎな弁護士でした。ああいう破天荒なキャラは書いてて楽しいんですよね、本当に。

ただ昔書いたのと同じキャラを持ってきても仕方ありません。そこでもう一人自分で作った弁護士キャラを引っ張り出しました。
『ダブルクロスリプレイ ジェネシス』で演じさせて頂いた神月正義です。弁護士のくせに「悪人を見つけたら自分で有罪判決を下す」とかそんなキャラでした。リプレイをご覧になった方はお気付きかもしれませんが、結構ノリノリで演じてたかなり愛着のあるキャラだったんですよね。

というわけで山鹿善行と神月正義という二人のキャラを掛け合わすところから始まったのが、『無法の弁護人』でした。さすがにレネゲイドウイルスがないのでソラリス的な能力はあんまりありませんけど。

とはいえそんなキャラ一人が主人公では物語が成り立ちません。(いやマジです。初期の悪戦苦闘だけで多分1年ぐらいかかりました)
そこでもう少し常識的な相棒役の新人弁護士を登場させ、二人組主人公という形で書いたところ、ようやく物語として成り立ったという経緯がありまして。

ようするに、本作は『タクティカル・ジャッジメント』や『ダブルクロスリプレイ ジェネシス』がお好きだった方にはきっと楽しんでいただけると思います(これが言いたかった!)。
というわけで「無実の依頼人のため」という大義名分の下でなんでもするベテラン弁護士と、それに付き合わされる新人弁護士の活躍に、どうぞご期待いただければ幸いです。
posted by 師走トオル at 16:04| 日記

2015年10月03日

『僕と彼女のゲーム戦争』第9巻と、サイン会のお話

『僕と彼女のゲーム戦争』第9巻の発売日が来週に迫りました。
表紙はこんな感じとなっております。
gamewar09.jpg
いやもうこの表紙に限らず八宝備仁さん気合い入りまくりです。
そんな美麗なイラストの数々がたった550円であなたのものになるんですから買わなきゃ損ですよマジで!

あ、もちろん内容の方もがんばってますので念のため。
今回は三本のゲームが登場します。
「クリックミスで大戦争」といったニュースが度々世界を賑わした歴史あるSFゲーム『EVE Online』。
今やっても普通に面白かったファミコンの名作『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 〜オールスタースペシャル〜』。
そしてモンスターになってハンターを狩る快感を教えてくれた『Evolve』です。
ゲームの上級者になるべく七転び八起きする岸嶺君にどうぞご注目ください。

それからあとがきの方では新シリーズについてもちょこっと触れています。もうすぐ正式に公開できるんですが、度々お伝えしております弁護士が主人公の法廷モノ、原稿もほぼ完成し、発売時期もほぼ決まりました。今後はこちらもご注目いただければ幸いです。

そして明日は『電撃文庫秋の祭典2015』ですね。
今年も八宝備仁さんと一緒にサイン会をやらせて頂くことになりました。人前に出るのは何年やってもなかなか慣れないんですが、精一杯やらせていただきます。もし会場にお越しになられる方は、他のイベントも含めてどうぞ気楽に楽しんでいってください。

特にサイン会というのは書き手側がサービスさせていただく場だと思っています。撮影禁止とか最低限のお願いごとはありますが、それさえ守っていただければ本当にできる限りのことはさせて頂きます。たとえ開始時刻に間に合わなかった、とかでも会場の使用時間が許す限り対応させていただきますので!
posted by 師走トオル at 17:28| 日記

2015年05月03日

『僕と彼女のゲーム戦争』最新巻発売のお知らせ

『僕と彼女のゲーム戦争』最新8巻の発売日が5月9日と迫ってまいりました。
アマゾンなどでもすでに取り扱いが始まっているようでして、毎度の言い回しで恐縮ですが、機会があればお手に取っていただければ幸いです。

表紙はこんな感じです。
game08.jpg
ちなみに今回作中で登場するゲームは、電撃FCこと『電撃文庫FIGHTING CLIMAX』、そしてこの表紙をご覧になってお気付きの方もおられると思いますが、LoLこと『League of Legends』の二本です。

LoLというゲームは現時点では全世界でもっとも流行ってると言い切ってもおかしくないゲームです。そのLoLで初心者の主人公たちがどう学びどう戦っていくのか、ご注目いただければ幸いです。

なお、電撃FC扱うに当たりましてはプロ格闘ゲーマーの板橋ザンギエフさんに、LoLにつきましてはプロチーム『DetonatioN FocusMe』所属のCerosさんにご指導・ご監修いただきのました。この場をお借りして御礼申し上げます。


ちなみに、余談ですが。

LoLでは世界規模で多くのプロプレイヤーが活躍していることで有名ですが、今年になって日本でも前述したプロチーム『DetonatioN FocusMe』が本格的に活動を開始したことも話題になりました。同チーム所属メンバーは専用のゲーミングハウスを与えられ、寝食を共にしつつLoLの練習に励むという日々を送っています。

彼らは日本のLoL公式大会LJLでも見事優勝を飾り、先日トルコで行われたLoLの世界大会にも出場しました。
残念ながら同大会での成績は一勝六敗と決してよかったとは言えません

ただLoLというのは日本での正式展開がまだ、つまり日本専用サーバーがないんですね。日本のLoLユーザーはほとんどが北アメリカサーバーなどでプレイしてるのですが、当然ながらPing、つまり通信速度がよくありません。格ゲーで言えば常に日本人だけ数十フレームの遅延があるような状態です。

世界大会に出れば、当然遅延はなくなりますが、逆にいきなりゲーム速度があがったかのような環境でのプレイを強いられることになります。特にLoLは一秒がすべてを決めるゲームですので、この環境の激変は相当なハンデだったことでしょう。

日本チームはその対策のため、わざわざアメリカへ飛んで遅延のない環境での練習を重ねてきたそうです。ですが十日足らずの練習期間でその環境に慣れるのは至難だったでしょう。

おまけに初の世界大会です。
どんなスポーツであっても初めて世界大会に出場して優勝した、なんて話はそうはありません。それどころかよく一勝をもぎとってくれたものだと個人的には思います。なにせ日本サーバーがない日本のチームであっても、勝てることをまずは証明してくれたわけですから。


そんなわけで。
日本のeスポーツはなにもかもが発展途上です。それでもこうしてゲーマーにプロという道が開きつつあるわけですし、今しばらくは日本全体のeスポーツの成長を見守ってみるというのはいかがでしょうか。
posted by 師走トオル at 18:33| 日記

2014年09月07日

『僕と彼女のゲーム戦争7』発売まであと3日

毎度お世話になっております。

『僕と彼女のゲーム戦争7』発売まであと3日となりました。短編集を挟んでしまった関係もあり、前巻から時間が空いてしまい大変申し訳ありません。
著者見本も届きまして、今回の表紙はこのようになっております。
gamewar07.jpg

なお、今回はエレクトロニック・アーツ株式会社様にご協力いただきました。
そうです、登場するゲームは『バトルフィールド4』ことBF4です。

個人的にはプレイ動画を作ってしまうぐらい思い入れのあるゲームだったので、是非作品内で登場させたかったのですが、どうにか夢が叶いました。熱意をもって交渉してくださった担当様、企画にご理解くださったエレクトロニック・アーツ株式会社様には心より感謝申し上げます。

また、BFシリーズと言えばこの人、ということで今回はニコニコ動画でご活躍中のDustelBox様にもご協力・およびご監修をお願いしました。
FPS、というか対戦ゲームでは知識として知っておくだけでも強くなれるテクニックが多くあります。もしご興味がありましたら是非ご一読ください。
posted by 師走トオル at 20:15| 日記

2014年09月05日

海外のゲーム開発者が次世代機でのゲーム開発に意欲的。では日本は?

『僕と彼女のゲーム戦争』最新刊7巻発売まであと一週間を切りました。
が、すいません、今回は完全に別の話題です。

先週、「海外のゲーム開発者が次世代機でのゲーム開発に意欲的」というニュースが流れました。

こちらのサイトによると、
http://ameblo.jp/seek202/entry-11917361593.html
『AppleのiPhone/iPadはゲーム開発者に最も人気のあるハードであり、開発者の72〜73%がこれらのiOSプラットフォーム向けのタイトルを開発している。
しかしそれにもかかわらず、PS4とXbox Oneは多くの開発者の関心をひきつけている』そうです。

こういうニュースが流れると、「じゃあ海外はともかく、日本はどうなの?」ということになるわけですが。

実は日本も捨てたものじゃありません。電撃プレイステーションvol571のコラムで書いたんですが、インディーズゲームへの取り組みについてSCE本社へと取材へ行ったところ、次のようなお話をうかがうことができました。

『日本の同人・インディーズゲームクリエイターの中にはチャレンジ精神を持った方も多く、最終的にはPS4やPSVitaなどのコンシューマハードでゲームを出してみたいという方がかなり多い』

そしてSCEも開発機材の融通、技術・販売面でのアドバイスといった形で、それを支援していく態勢に入っているんだそうです。
実際、先日の『SCEJA Press Conference 2014』でも、多くのインディーズゲームの発売が発表されてましたね。

せっかく取材させていただいた記事ですし、日本のゲーマーにとってもに悪い話ではないということで電撃プレイステーション編集部に相談したところ、この記事を公開していいという許可をいただきました。

もし興味がありましたらご覧ください。字が少々小さくて恐縮ですが・・・。
http://december-hp.sakura.ne.jp/sblo_files/december/image/dengeki_vol571col.pngdengeki_vol571col.png
posted by 師走トオル at 17:09| 日記

2014年04月08日

ゲームのプレイ動画について弁護士の方に聞きました

ニコニコ動画にアップしたこちらの動画、

【BF4】Battlefield4にありがちなこと』がいつの間にやら15万再生を達成しておりました。見て頂いてありがとうございます・・・というのも妙な気がしますが、楽しんでいただけましたら幸いです。

それでせっかくの15万なわけですから、この機会になんかやれないかと関係部署に相談したところ、以前電撃PlayStationに載せたゲームのプレイ動画についてのコラムを転載していいという話になりまして。

・ゲームのプレイ動画が法的にどういう扱いになるのか
・プレイ動画が二次的著作物と認められるのか

といったことを、東京弁護士会の小沢弁護士に相談した内容となっております。
GeforceのShadowPlay機能や、PS4のシェアボタンもあって、プレイ動画は一層身近なものになってまいりました。もし興味がありましたらご覧ください。



 ゲームの大公開時代 前編
(電撃PlayStation559号に掲載されたものを、一部修正して掲載しております)

 ニコニコ動画では最近すっかりゲームの『プレイ動画』というカテゴリが定着しました。このカテゴリの動画がデイリーランキングで一位になることも珍しくありませんし、ゲームメーカー側からも公式にプレイ動画の配信をOKとするところも出てきました。

 個人的にもゲームの神プレイ動画などを見るのは結構好きですし、自分でゲームをしていても「今のプレイ、誰かに見てもらいたい」などと思うことは多々あります。しかし、「じゃあ自分も何か配信してみよう」とは考えもしませんでした。プレイを録画する機材もそろえなければなりませんし、録画した動画を編集するソフトウェアも用意しなければなりません。そこまで労力をかける気力はとてもありませんでした。

 ところが、昨年十月ごろのことです。多くのゲーミングPCに搭載されているグラフィックボード『GeForce』シリーズの一部に『ShadowPlay』という機能が追加されました。これはようするにパソコン用ゲームの動画を極めて簡単、かつ低負荷で録画できる機能です。私も使ってみましたが、バトルフィールド4のような高いスペックが必要なパソコンゲームでさえまったく問題なく録画が可能でした。

 また、最近ではパソコンにも動画編集ソフトが標準で付いているんですね。たとえばWindowsなら『ムービーメーカー』が標準で搭載、ないし無料ダウンロードが可能となってました。

 そろえるのが面倒だった録画機材も動画編集ソフトも、いつの間にか手元にあったわけです。こうなるとせっかくだからということで、私もバトルフィールド4のプレイ中に起きたNGシーンを『ShadowPlay』で録画して『ムービーメーカー』で編集し、BGMを付けてニコニコ動画にアップするということをやってみました。『【BF4】Battlefield4にありがちなこと』という四分ほどの動画です。何せ動画については素人なので見てくださいとは言えませんが、まあ素人が金をかけなくてもここまでできるということで、もしお時間でもありましたらニコニコ動画で『BF4 ありがちなこと』と検索してみてください。

 やってみて分かりましたが、このレベルの動画だと作るのは恐ろしく簡単です。もっとも、GeFoce搭載のパソコンとなると持ってる人は限られるかもしれませんが、『ShadowPlay』に類似した機能が搭載されるパソコンは今後増えていくでしょうし、なによPS4にもシェアボタンが搭載され、ゲーム動画の録画・配信が手軽にできるようなりました。

 とはいえゲームのプレイ動画配信というのはまだ法律的に未整備な部分があります。『PS4のシェアボタン機能によるプレイ動画の配信』についてはメーカー的に許諾されることになるとも聞きますが、なにしろ発売前なので電プレの情報待ちというのが個人的な現状です。

 そこでPS4についてはともかく、現時点でプレイ動画をアップするにあたってはどのような法的な注意が必要になるのかを、東京弁護士会所属の小沢一仁弁護士に色々相談してみました。(なお、以下の執筆内容については、小沢弁護士に監修してもらっております)

 まず大前提として、ニコニコ動画でよく見かける実況プレイ・NGプレイ集・ゆっくり実況のような動画を配信すると、ゲームメーカー側の許諾がない限り著作権を侵害するということになります。ただしこれはそう身構えるような話ではなく、逆に言えばゲームメーカーの提示した許諾条件さえしっかり守っていればまず問題になることはないそうです。特に最近は公式サイトなどで許諾条件が公開されていることも多くなっていますので、事前に確認さえすれば著作権を侵害してしまうといったリスクはほぼ回避することができると思います(前述した私がアップした動画についても、もちろん確認を取ってます)。また、ゲームメーカー側の許諾だけではなく、当然ながらニコニコ動画やyoutubeなど、動画サイト側の規約についても遵守しなければなりません。

 それから特に『オンラインゲームのプレイ動画』をアップする際に問題となりがちなのが、画面に入ってしまう他プレイヤーのキャラクターです。たとえばFF14にしろモンハンにしろ、他プレイヤーが動画に入ってしまうことは避けられません。

 そうなると肖像権という問題がまず思い浮かぶのですが、肖像権は一般的に個人のプライバシー権の一部と位置づけられており、『個人の意思に反してその姿を撮影』したり、『撮影したものを公表されない』権利であると言われています。つまり肖像権は、人について生じる権利であるため、人ではないゲームキャラクターには肖像権がないという結論になるそうです。したがって、他人のゲームキャラクターが画面に入っている動画を投稿しても、肖像権侵害の問題になることは考えにくいそうです。

 しかしながら法律的にはさておき、『私のキャラを無断で出さないでください!』という個人間の紛争が生じる危険は常にあります。このようなリスクを避けるために、たとえばFF14なら他人のキャラ名を出さない設定にするとか、モンハンなら『動画を録画していいですか?』などと事前に聞いておくなど、できる限りの対応はとっておくに越したことはありません。

 それから、自分が制作したプレイ動画が法律的にどういう扱いを受けるか、いわゆる『二次的著作権』がプレイ動画に認められるか否か。認められるとして、プレイ動画の作成者に著作権法上どのような権利が認められるかについても知っておいて損はないと思うのですが、すいません、唐突ですが行数がなくなりました。続きは次号に。
 なお、次回のコラムについても小沢弁護士に監修をしていただく予定です。



  ゲームの大公開時代 後編
  二次的著作物について
(電撃PlayStation561号に掲載されたものを、一部修正して掲載しております)

 前回に引き続き、ゲームのプレイ動画についての法律的なお話です。
 まずプレイ動画や同人誌などは、内容によっては著作権法上の『二次的著作物』というものに該当し得るのだそうですが、これに関連して覚えておくと便利なのが、『二次的著作物についての著作権』です。

 たとえば以前、『自分の作った同人誌が無断でインターネット上にアップされたので削除を要請したが“同人誌に著作権はない”という理由で拒否された』という事件が話題になったことがありました。

 これが法律的にはどうなるかというと、同人誌が『二次的著作物』に該当するとすれば、作者は当該の同人誌について著作権を有することになりますので、同人誌がアップロードされたサイトの管理者等にデータの削除を求めたり、無断でアップロードをした人に対して損害賠償を請求することも可能だそうです。

 ただし『二次的著作物』と認められるかについては厳密な基準があり、『既存の著作物の修正損減に創作性が認められるが、原著作物の表現形式の本質的な特徴が失われるに至っていない』ことが必要なんだそうです。ようするに原著作物の丸写しとかはダメで、原著作物の表現の本質的な部分を失わずに、かつ独自の創作性を加えたものでなければダメだそうです。この基準は結構厳しいそうでして、『二次的著作物』と認められる範囲は、実際にはかなり狭いそうです。(最終的には裁判所が判断することになるそうですが)

 以上のことはゲームのプレイ動画についても当てはまりますので、自分がアップしたプレイ動画が第三者によって無断転載・無断使用などされた場合には、著作権法に基づき使用差し止めなどの訴えを起こすことは可能だそうです。ただし、その場合には前述通り『二次的著作物である』と裁判所が認定してくれなければなりません。特にプレイ動画はゲーム製作者が作成したキャラクターの動きがプログラムによって再現されるものですので、単に一連のゲームプレイを動画にしただけでは『二次的著作物』と評価される可能性は低いそうです。それでも、プレイ動画に動画作成者独自の工夫が凝らされており、創作性が認められるような場合には、『二次的著作物』と評価される余地は充分あるそうです。裁判所の判断次第ではありますが、たとえば実況者の声が入っているような『実況プレイ動画』なら、『二次的著作物』と認定してくれる可能性はあるそうです。

 ただし、この際には大前提としてゲームメーカー側が提示している許諾条件を厳守している必要があります。というのも『二次的著作物の作成は、基本的には原著作物の著作権の侵害を伴うものなので、事前に原著作権者から利用許諾を得ておく必要がある』からだそうでして。

 さて、法律的な話になるといかんせん堅苦しくなっていけません。今回弁護士の方に取材してあらためて分かりましたが、プレイ動画というものが基本的にはゲームメーカーの著作権を侵害するものであることは間違いないようです。しかし現実には、ゲームメーカー側からもゲーム業界をより盛り上げていきたいといった理由で、一定条件を満たせば公式にプレイ動画の配信が許諾されるという流れが増えてきました。

 その結果、プレイ動画というカテゴリはニコニコ動画でも大きく盛り上がり、今に至るわけです。これはメーカー側とユーザー側、どちらかがなにかを強いられたとか妥協したとかというわけではなく、互いに協調した結果、新たな遊び方・新たなカテゴリが生まれたわけです。個人的に、これは結構すごいことではないのではと常々思ってました。

 PS4のシェアボタンは間違いなくこのカテゴリをさらに賑やかにしてくれる機能だと思いますし、一ゲームユーザーとしてはそういったプレイ動画の流行によって今以上にゲーム業界が賑やかになればと思わずにはいられません。

 というわけでみなさんも、ルールを守って楽しくプレイ動画!
 なお今回のコラム執筆にあたりましては、前回に引き続き東京弁護士会の小沢一仁弁護士に監修をお願いしております。
posted by 師走トオル at 20:13| 日記

2014年03月03日

『僕と彼女のゲーム戦争』最新刊3月8日(土)発売

半年前にあげたこちらの動画が、この二日三日で再生数10万に達しようという勢い。


まさか総合ランキングで自分の動画を見ることになろうとは、なんかもう感無量というか、とにかく言葉が出てきません。まあもともと趣味で作った動画ですし、この際作り手のことなんて気にせず楽しんで頂ければ幸いです。


さて、本題です。
今週末の8日土曜日、『僕と彼女のゲーム戦争』最新刊
『僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常』が発売されます。
game_new.jpg

今回は短編集です。
『シヴィライゼーションIV』
『風来のシレン5』
『アーマードコアV』
『ガンダムオンライン』
+書き下ろし一本と、合計五本のゲームで様々な対戦が繰り広げられます。

詳しくはあとがきにも書いたんですが、どの短編も電撃文庫マガジンに掲載された際のアンケート結果が『全部上から○指に入るレベルで良い』そうなんです。アンケート結果がいいということはそれなりに安定して楽しんでいただけるんじゃないかな・・・と思いますので、どうかご期待ください。

なお、本書の執筆にあたりましては、株式会社スパイク・チュンソフト様、株式会社フロム・ソフトウェア様、株式会社サイバーフロント様、株式会社アクワイア様、それから表紙を見れば一目瞭然かもしれませんが、今回は株式会社サンライズ様にもご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
posted by 師走トオル at 19:58| 日記

2013年09月03日

『僕と彼女のゲーム戦争6』発売まであと一週間

まず始めに。
「新生FF14の装備ってクエ報酬でもらうやつだけで充分だよね!」
とお考えのみなさま。これは個人的な所見ですが、LV20越えた辺りから生産装備って結構強くなってくる気がするんです。

なので是非バザーに並んでいる防具も買ってくださると大変助かります。裁縫屋やってるんですが最近すっかり火の車で・・・!

でも本当に強いと思うんですよ生産装備。価格もかなり安いですし。


さて、前置きが長くなってしまいました。
来週9月10日にいよいよ『僕と彼女のゲーム戦争6』が発売されます。
今回の表紙はこちら。
GameWar06.jpg

前巻5巻は個人戦ということでみんゴル、ぷよぷよ、東方の三本でしたが、今回は「ゲーム合宿大会チーム戦編」ということで
『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』、
『シヴィライゼーションV』
『アサシンクリードIII』の三本が登場します。

世にTPSやSLGは数多くありますが、ゴーストリコンのCO-OPモード、シヴィ5のマルチ対戦、アサクリシリーズのマルチプレイモードはいずれも大変独特なシステムになっていて個人的にも非常に思い入れがあります。
主人公とその仲間たちがどのように戦っていくか、どうぞご期待ください。

それから、なんでも九月は『僕と彼女のゲーム戦争』のフェアをやってくれるそうでして、それに伴ってか今月に配信される予定の『うぇぶらじ@電撃文』にゲスト出演させて頂きました。

『ふぃあ通』のときも大概でしたが、基本引き籠もりですので面白いことを言えたかどうかは今一つ自信がありませんが、変な発言はカットしてくれてるそうですので、よろしければどうぞ聞いてやってください。


もうすっかり近況はツイッターでこちらのブログは告知専用になってしまいましたが、せっかくなので最後にもう二点。
電撃PlayStationのコラムと電撃文庫マガジンで連載中の『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』もよろしくね・・・!
posted by 師走トオル at 20:14| 日記

2013年05月02日

『僕と彼女のゲーム戦争5』のお話

『僕と彼女のゲーム戦争5』が、いよいよ来週5月10日発売となりました。
前巻より結構間が空いてしまい本当に申し訳ありません。ようやくこの通り著者見本も届きまして、来週金曜日には間違いなくお届けできると思います。
G05.jpg

ところで本シリーズでは、これまでにFPSなどの3D系STGは大体やりましたし、格ゲーも4巻でやりました。釣りゲーや2Dアクション系もやりましたし、SLGも短編の方でやりました。となると後やってないメジャーなジャンルといえば、スポーツ、パズル、そして2DのSTGぐらいです。

ですがスポーツやパズルならともかく、2Dで対戦STGなんてありましたっけ・・・・・・と思ったらあるんですよね、本当に日本のゲームの幅広さは異常です。古くはティンクルスタースプライツ、そして表紙でお気付きの方も多いと思いますが、東方シリーズのとある作品です。

というわけで『僕と彼女のゲーム戦争5』の執筆にあたりましては、ソニー・コンピュータエンタテインメント様、セガ様、そして上海アリス幻樂団様にご協力頂きました。
毎度毎度、本シリーズはゲームメーカー様のご協力なくしては成り立ちません。この場をお借りして深く御礼申し上げます。

ちなみに表紙にあるのでネタばらししてしまいますが、セガにご協力頂いたのは『ぷよぷよ!!』です。
ただ、前回スパIVAE扱ったときもそうでしたが、残念ながら私は決して「ぷよぷよ」は強い方ではありません。

そこで4巻のふ〜ど氏&板橋ザンギエフ氏に続き、今回は「ぷよぷよ」のプレイヤーとして有名なくまちょむ氏にご協力頂きました。

くまちょむ氏についてはニコニコ大百科の方にプロフィールがありますので是非ご覧になってみてください。正直、フィクションでもやり過ぎじゃないかと思う戦績です。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%82%87%E3%82%80

そんなくまちょむさんに、また図々しくも「初心者でも勝てる方法ってありますかね?」って聞いたら「ありますよ!」とあっさり教えてくれました。
というわけで今回もゲームネタしかない『僕と彼女のゲーム戦争5』は来週5月10日発売です。ご期待ください。


それからもう一点、ツイッターの方でも告知しておりますが、まさかのセガ公認ハード擬人化企画『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』も来月発表となります。

第一話は特別編ということで『ニコニコ連載小説』の方で無料公開されることとなりました。
http://ch.nicovideo.jp/niconovel
(ちなみにニコニコ『連載小説』とありますが、私の作品についてはニコニコ連載小説での継続連載の予定はなく、二話以降は当初の発表通り電撃文庫マガジンでの連載となります。ややこしくてすいません)

こちらはログインも課金も必要無い完全無料コンテンツになるそうです。
我ながら相当無茶な企画だとは思っているのですが、電撃文庫編集部とセガからOKが出たぐらいには面白いと思いますので、来月になりましたら是非足を運んでみてください。
posted by 師走トオル at 20:39| 日記

2013年02月05日

『僕と彼女のゲーム戦争5』発売延期のお知らせ

十周年の記事を書いた次の記事がこれというのも非常に残念ですが……。

表題通りですが、すでに告知されておりました『僕と彼女のゲーム戦争5』の発売が、3月から発売延期となってしまいました。
楽しみにしてくださってる皆さまには本当に申し訳なく、私としてもまさに痛恨の極みで残念でなりません。

ただ、今回ばかりは本当に誰かのせいというわけでもないんです。
イラストの八宝備仁さんにも、担当さんも、お世話になっている各部署の皆さまにもいつも通りのお仕事をして頂いております。原稿の方もすでにあとがきまで出来ておりますし、本シリーズの名物であるゲームメーカーさんのチェックも完了しております。

しかし出版業に限らず生きていればこういうこともある、というのがまさしく今回来てしまったという他ありません。本当に今回ばかりはどうしようもなく、延期ということになってしまいました。

かえすがえす無念ですし残念ですが、続報が決まり次第すぐに公表いたしますので、何卒しばらくの猶予を頂ければ幸いです。
posted by 師走トオル at 21:53| 日記

2013年01月25日

十周年のご挨拶

2003年1月25日に『タクティカル・ジャッジメント』を出版してから、早いもので今日で丸十年となりました。
作家になる前はわりと職を転々とした時期もありまして、我ながらそう根気がある方とは思ってなかったんですが、どうにかこうにかここまでやってこれました。

お陰さまで処女作『タクティカル・ジャッジメント』もどうにかヒットしましたし、『火の国、風の国物語』シリーズもそれ以上のヒットとなりましたし、現在やっております『僕と彼女のゲーム戦争』も半年ほど前に出版いたしました4巻の発売時点で28万部(注)を突破と、大変順調に推移しております。

これもすべては各出版社様やイラストレーター様のご協力、そして何よりも読者の皆さまのご支持あってのことです。もう最近になっていよいよどこに足を向けて寝ればいいのか悩まない日がありません。
ましてや私より売れてる作家さん、私より長くこの仕事をしている作家さんなんてもう数え切れないほどおりますし、まだまだ精進の余地はいくらでもあります。

こういったことをあらめて肝に銘じ、十周年などただの節目と考え、十一年目も頑張らせて頂く所存ですので、何卒今後ともご愛顧頂ければ幸いです。

師走トオル


注:この数値は電撃文庫編集部から「公にしてもええで」と許可を頂いている数値です。
本当は4巻の帯にでも載せようかと相談してたんですが、4巻の帯には別のことを書くことになったために公開する機会をすっかり逸してしまったという余談が。
posted by 師走トオル at 20:41| 日記

2012年10月14日

サイン会から一週間

本当は一週間前に書いた記事なんですがなんとなく間を明けてこっそり更新です。

ちょうど一週間前、秋葉原で電撃文庫秋の祭典2012が行なわれ、そこで初めてのサイン会を行わせて頂きました。

なにせ作家業約十年目にして初めてのサイン会です。話には聞いていましたが自分でやってみると色々と感慨深いものがありました。

まずわりと文字がゲシュタルト崩壊を起こしますね。自分の名前すら、書いてる最中に一体どこまで書いたのか、一体何を書いているのか分からなくなることがしばしばという有様。
サインの練習というのは恥ずかしがらずにやるべきですね。頭で何も考えられなくなっても体に覚え込ませた習性があればなんとかなります。

あと、頭で書くにしろ体で書くにしろ、サインの最中にファンの方と会話する、というのはまず無理、というのが私の結論でした。人間、二つのことを同時にはできないようになってるんですね。あるいは慣れればもっとスムーズにできるのかもしれませんが。

まあとにかく、色々ポカをやってしまった覚えはあるのですが何分初めてのことでしたので笑って見過ごして頂ければ幸いです。

ちなみに、後で知ったんですがあの電撃文庫秋の祭典2012というのは実に七万人もの人が訪れたと聞きました。確かに当日の秋葉原ではそこかしこで電撃文庫の紙袋を持った方を見かけましたし、特に開催前から開催直後にかけては販売コーナーに凄まじい行列ができていたと聞いております。

そんな場でサイン会の機会を頂けたことは本当にありがたい限りです。こんな場でなんですが、今回の機会を頂けた電撃文庫編集部、現場のスタッフの皆さま、そして何よりもサイン会に足を運んで頂けた皆さまには心から感謝しております。

なお当日、秋葉原へ行こうとしてついうっかり編集部のある飯田橋に行ってしまったのは内緒です。いやもう本当に最近外出するといったら編集部ぐらいしかないものですから、電車に乗るまでまったく気付きませんでした。飯田橋と秋葉原が近かったのは非常に幸いです。
しかも本日はある方の結婚式だったのですが、よりにもよって今日もまた場所を間違えていつの間にやら編集部のある方へ向かっていたという有様。引き籠もりもほどほどにすべきですねホント…。

posted by 師走トオル at 19:41| 日記

2012年09月13日

ドラクエ10のお話と、ボス対策

今更ですがドラクエ10はシリーズ初のMMOでした。ドラクエがMMOになったということで戸惑ってる人も多いと聞きますが、他のMMOも色々やった人間から申し上げますと実によくできたMMOでした。

特に酒場で人を雇えるシステムが素晴らしいです。あれのおかげで自分のペースで狩りにいけますし、狩り場でフレンドと合流したくなったら雇っておいたサポ仲を下げるだけでOKと、本当に自由に冒険にいけるようになりました。

酒場に自分を登録して雇ってもらうのもいいですね。
一応今メインがLV50まで行きましたが、そのシステムのおかげでLV45以降はほとんどレベル上げしなかったんですよね。寝る前に酒場に預けるだけでいつの間にか50です。で、余った元気玉(30分経験値二倍になるアイテム)はサブ上げに使うという。
メンテもしょっちゅうありますが、これまでにプレイしたMMOの中では充分素晴らしい安定度でしたね。

ただしLV低いときはかなり辛いと思います。
この間、セカンドでツボ練金やろうと新キャラ作って始めたんですが、元気玉はない、サポ仲は呼べない、おまけに初期村にはもうほとんど人はいないで無茶苦茶辛かったです。これから始める人は、とりあえず元気玉が使えるようになるLV15までは色々覚悟しておいた方がいいです。

ちなみに、メイン職業は魔法使いでした。
もしこれから始める人がいたら、わりとオススメです、魔法使い。
ヒャドやメラミはラスボスだろうと有効なダメージソースになりますし(全キャラ随一といっていいぐらい)、イオ・イオラの範囲魔法はソロレベル上げで非常に有用です。

そして何と言っても最強特技、暴走魔方陣が使えます。
ドラクエ10では会心の一撃の魔法バージョンとして「呪文が暴走」して効果が上がるというのがあるんですが、暴走魔方陣を敷いた上で呪文を唱えると暴走率が20%上がるんですね。

この暴走魔法、メラやメラミでは今一つ効果が実感できませんが、ラリホーを暴走させると凄まじい効果を発揮するんですね。何せラスボスを含めた九割型のボスを眠らせられます。

おかげで、出てくるボスの九割方は、僧侶+魔法使い+壁二人の組み合わせで、

1、僧侶が壁二人にズッシード、スクルト
2、壁二人がボスの接近阻止
3、魔法使いは距離を置いて暴走魔方陣&ひたすらメラミ
4、ボスが前衛抜いて接近してきたり前衛がやられたりしたらすかさず暴走魔方陣+ラリホー
5、ボスが寝たら距離を取って暴走魔方陣敷き直し、味方再バフ&立て直し

以下ループ。
ラスボスの最終形態と天魔クァバルナを覗いたボスはこれで楽勝です。
(なお、魔法使いは中盤までは攻撃魔力アップが重要ですが、暴走魔方陣覚えてからは暴走率アップ装備がマジオススメです)

とにかくラリホーからの立て直しが非常に有効なんですね。
大抵のRPGがそうですが、このゲームでも「回復役がやられる」と全滅一直線です。
そこで壁役がボスを回復役に近づけないことが非常に重要になってきます。しかし、前衛が吹っ飛ばし攻撃を受ける、状態異常を受ける、痛恨を受ける、純粋に重さが足りなくて押し込まれる、等でどうしても回復役がボスの一撃を受けることがあるんですね。

そこから「回復役が逃げようとする→前衛が慌てて間に入ろうとする→うまく止められないor回復が遅れる→さらにダメージ蓄積して全滅」というのが一番よくあるパターン。

そこでボスが前衛抜いたりして近づいてきたら、魔法使いはとっとと暴走ラリホーをかけます。
暴走率アップ装備+魔方陣でも暴走する確率は四分の一ぐらいなので確実に寝るわけではありません。が、早詠み使ってラリホー連発すればわりと寝てくれます。寝ないときはホント寝ませんが。
うまいことラリホーが効けばPTメンバーが二人ぐらい死んでても簡単に立て直せます。(最悪、ザオ役がやられても前衛がいやし草連発すればでいけます)
この戦法でラスボスも平均レベル46ぐらいでいけました。

ちなみに、盗賊がいれば一緒に暴走魔方陣入ってメダパニ撃つのも有効です。メダパニも結構ボスの攻撃を封じてくれますし、ラリホーとメダパニは別枠でかかるのでさらに有効です。

「怪蟲アラグネ」ってエルフ大陸のボスがいます。多分ラスボス、ドワーフ大陸のボスに次ぐ三番目に強いボスといっていいと思います。

大体の人がそうだと思いますが、初めて行ったときはボロクソにやられました。特にあの重さはズッシードかけた前衛二人がかりでも止まらず、僧侶がやられてジ・エンド。

ところがあいつはラリホーもメダパニも効きます。
メダパニがかかるとわりとボスの攻撃が無効化されます。何よりあんまり特殊な行動をあんまりしなくなります。

しかも前述の通り、メダパニとラリホーは別枠なんです。ラリホー効いてる敵にメダパニ入りますし、その逆もOK。まあ殴ったときにメダパニとラリホーが一緒に解けることもありますけど。

ですんで、
1,前衛がアラグネブロック、僧侶がズッシード、魔法使いは暴走魔方陣
2,盗賊は魔方陣入ってひたすらメダパニ連発、魔法使いはメラミ連発
3,アラグネが魔方陣まで接近、もしくは全体攻撃されたら即ラリホー
4,アラグネが寝たら離れたところに魔方陣再設置、態勢立て直し

以下繰り返し。これで平均LV40ぐらいのPTでもまったく苦戦することなくいけました。MPは腐るほど使いますが。

ポイントは暴走魔方陣に盗賊も入ること、メダパニかけてボスの手数を減らすこと、ラリホーで立て直すこと、この三点ですね。これだけできれば前衛は戦士だろうと武道家だろうとOK。

ラスボスも大体これでいけました。最終段階だけは暴走ラリホーきかないみたいなんでゴリ押しでしたが、逆に言えば第三段階までは暴走ラリホーからの立て直しで非常に楽になります。

回復役(僧侶or旅芸)二人+魔法使いは必須でしたが、残り一人はLV45前後あればわりとどの職業でもわりと活躍できるのは結構素晴らしいゲームバランスでした。

僧侶は天使の守り必須と言われてますが、別になくてももう一人ザオ役と事故対策用として世界樹の葉を各員一、二枚持っていれば充分いけます。

斧戦士なら魔神斬りでダメージソースになれますし、ゆうかん振り戦士なら体当たりでラスボスの攻撃を止めるのも有効。

盗賊なら暴走魔方陣借りてメダパニ、ボミエも結構効きます。素早さをいかして味方に魔法の聖水使いまくるという役目もわりと重要ですね。

じゃあ武闘家は? というと実は会心率上げて氷結らんげきとかすると相当ダメージソースになるんですよね。ラスボスの最終段階も、武闘家がタゲられたときに天地の構えすると全キャラ随一の盾っぷりを示してくれます。
チームの都合でラスボスとは五回ほど戦いましたが、こんな感じで五回全部倒せました。

ちなみに、ラスボスの豆知識。

ラスボスとなれば当然その後は感動のエンディングというお約束ですが、一回目はともかく、チームメンバーの手伝い等のために三回目四回目となるとさすがにスキップしたくなると思います。

また、五、六人ぐらいのチームでローテーション組んでラスボスを倒そうという話になると、先にラスボスを倒したチームがエンディング後雪山に強制的に帰還してしまうので非常に面倒です。

そこでボスを倒してムービーが始まったときにWiiの電源を落とすと、エンディングをスキップし、かつ雪山ではなくラスボス前の門のところから再開できますんで、他のメンバーとの合流も簡単です。(戦績の倒した数もちゃんと増えます)

いやー、書いた書いた。こんなところでしょうか。
深い意味はありません。ですが結構やり込みましたし、せっかくなの書きました。ほとんど趣味です。


なお、『僕と彼女のゲーム戦争4』は絶賛発売中です。
GameWar04-2.jpg
http://www.amazon.co.jp/dp/4048868896
(ありがたいやら申し訳ないやらですが、現在品切れになっております・・・)

そうです、この記事は宣伝の一環なのです・・・ということにすれば色々と言い訳になると信じてます。
posted by 師走トオル at 16:54| 日記

2012年09月10日

『僕と彼女のゲーム戦争4』の誤表記について

僕と彼女のゲーム戦争4が無事発売の運びとなりました。
楽しんで頂けましたら作者としてありがたい限りです。

ところで大変恐縮なのですが、一点だけ訂正がありまして。

4巻の323ページに今回ご協力頂いたふ〜どさんと板橋ザンギエフさんの主な戦績が掲載されておりますが、ここでIVとIIIの字が文字化けするという大ポカをやってしまいました。

『格闘新世紀(企)』→『格闘新世紀III』
『スーパーストリートファイター(協)』→『スーパーストリートファイターIV』

こちらが正しい表記となります。大変失礼いたしました・・・。
posted by 師走トオル at 20:58| 日記

2012年09月02日

「僕と彼女のゲーム戦争4」のお話

ドラクエばっかりやってる場合ではありません。「僕と彼女のゲーム戦争4」の発売まであと一週間ほどとなりました。
何はともあれとりあえず今回の表紙をご覧下さい。

GameWar04-1.jpg

ご覧の通りです。そうです、今回は今回は株式会社カプコン様にご協力頂き、スーパーストリートファイター4AE一本に絞ってみました。
この表紙も、イラストをお願いしております八宝備仁さんのご尽力とカプコン様のご監修により、アクセサリー一つに至るまで相当原作に忠実になっております。

ただぶっちゃけて申し上げますが、『ゲーム戦争』の主人公はもちろん筆者も格ゲーはあまり強い方ではありません。そんな私がスパ4を語るというのはわりとおこがましい話で、そこで今回は二人の助っ人にご協力頂きました。今年Razerとスポンサー契約を結ばれたプロゲーマー、ふ〜どさんと板橋ザンギエフさんです。

ようするに私が実際にふ〜どさんに「どうすれば格ゲー上手くなれるか」「どうすれば初心者でも上級者に勝てるか」というテーマで個人レッスンを受けまして、その経験を元に本書を執筆し、それをふ〜どさん、そして板橋ザンギエフさんにチェックして頂いたという形です。

ですので、格ゲーといえば「昇竜拳一つとっても当たり判定が生じるのはキャラによって数フレーム差がある」といった設定がありますが、多分その辺りの齟齬はあんまりないと思います・・・。

なお、ふ〜どさんや板橋ザンギエフさんがどんな方なのか、またふ〜どさんのスパ4のプレイっぷりはどんなものなのか――というのが非常によく分かる動画が一つあります。(余談ながら、ゲーム戦争4巻の執筆にあたり、参考にさせて頂いた動画でもあります)

それがこちら、2011年に行なわれていたもう一つの日韓戦、世界最大と言われる格ゲーの祭典EVO2011の事実上の決勝戦と謳われたふ〜どさんVS韓国のぷーんこ選手の対戦動画、板橋ザンギエフさんの解説(?)付きです。


これはもう格ゲーをやらない人が見ても多分興奮必死、ふ〜どさんの強さが存分に発揮された名戦です。もしお時間があれば是非見てみてください。格ゲーが今や「観戦するスポーツ」のように成立しつつあるというのもなんとなく分かります。

というわけで「僕と彼女のゲーム戦争4」は九月十日発売です。
ちなみに表紙の下の方は帯によって隠れますので色々とご安心ください。こんな感じで。
GameWar04-2.jpg

posted by 師走トオル at 20:00| 日記

2012年05月04日

僕と彼女のゲーム戦争第3巻のお話

もうすっかりブログ更新がおざなりです、すいません。

でも時代的に個人HP→ブログ→Twitterと来てますし、もうTwitterがあればブログの更新は途切れ途切れになっても許されるんじゃないかという気がしております。まあ私の場合、Twitterもそう呟いてるわけじゃないんで言い訳になってない気もしますが!

さて、いつも通りのそんな言い訳はさておき、『僕と彼女のゲーム戦争3』が発売まであと六日となりましたので宣伝です。
(今日ちょうどアマゾンやBK1やセブンネットショッピングでも並び始めたそうです)

とりあえず今回の表紙です。

game_war03.jpg

ご覧の通り今回はセガサターンです。

毎度のことですが、まずは謝辞を。
本作の執筆に当たりましては、株式会社セガ様、株式会社バンダイナムコゲームス様にご協力頂きました。
この場を借りまして御礼申し上げます。

なお、今回ご協力頂いた会社は二社ですが、出てくるゲームは三本です。
うち一つは表紙の通りセガサターン繋がりです。
もう一本は実ははすでに発表されておりまして、こんな感じになっております。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/476/476421/

残る一本は本書を読んでのお楽しみということでお願いします。
前回はFPSオンリーでしたが今回は色々とまた趣味に走ってみました。

というわけで『僕と彼女のゲーム戦争3』は五月十日発売予定です。よろしくお願いします。
posted by 師走トオル at 18:52| 日記

2012年01月11日

新年のご挨拶

もうすっごい今更感がありますが、、明けましておめでとうございます。
昨年はこんなブログに足を運んで頂き真にありがとうございました。今年もぼちぼち更新していく予定ですので、フィードの反応があったときにでもお越し下さい。
また、今年も色々企んでおりますので、ゲーム戦争ともどもよろしくお願いいたします。

さて。三が日はすっかり仕事漬けの日々でした。
……いや、今回は本当に仕事なんです。今やゲームも仕事ですけど正月は原稿の方のお仕事でした。その証拠に、MH3Gは最近になってようやくG級にあがったという体たらくです。

ゲーム戦争という作品の性質上、二巻同様今回もまた紆余曲折あったんですが、最近になってようやく一段落いたしました。少なくとも3巻につきましては2巻よりは早くお届けできそうです。
ちなみに今度はFPSから離れていろんなジャンルのマルチプレイゲームを取り扱ってみました。情報が公開できるのはちょっと先になりそうですが、ご期待頂ければ幸いです。

でもまあ今派そんなことよりMH3Gですよ。正直「今更MH3なんて」と結構偏見もあったんですが、よく考えたらMHP2Gから数えて数年ぶりのG級なんですよね。さすがG級です。やっぱり強いですよG級。あのモンスターの攻撃力の高さと耐久力の多さと毒のダメージ量は異常。

でもそれでこそモンハンですよね。もうG級に入ってから俄然面白くなってまいりました。相変わらず素材が揃わず今だ上位装備ですが、でもいいの、爆破属性ガンランが強いから。盾さえあればG級モンスターだって怖くない。でも毒と電撃だけはカンベンな!

……はい、相変わらずゲームの話ばっかりで恐縮です。
でもゲーム戦争の作者だからこれでいいはず。そういえばかまいたちの夜3のオンライン対戦、「みんなでかまいたち」もレベルが上がって面白くなってまいりました。今月はアーマードコア5も出ますし、まだまだゲームからは目が離せません。

と、こんなところでしょうか。
ではあらためまして、本年度もよろしくお願いいたします。
posted by 師走トオル at 21:12| 日記

2011年12月04日

師走の更新

ご無沙汰しております。十二月、師走の更新です。
毎年似たようなこと言い続けてるとさすがに申し訳なってくる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、いつの間にやら『僕と彼女のゲーム戦争2』の発売日が今度の土曜日まで迫ってきております。前巻から半年もかかってしまい、大変お待たせしてしまいました。
その分色々やっておりますので是非ご一読頂ければ幸いです。

著者見本も届きましたので表紙もアップしてみます。
game_war2.jpg

ご覧下さい、この八宝備仁さんの力作。しかも今回は、ピンナップ…というんでしょうか、いつもより大きいバージョンのイラストが付属しております。

ちなみに、見ての通り、今回は杉鹿まどかがメインのお話です。
今回はその関係でFPS・TPSのお話が多いです。友人にたまたまFPSを作るのが趣味という某ゲーム会社のプログラマーがおりました関係で、色々と深いネタも載せております。
イラスト、内容ともども是非ご期待ください。

また、本作の執筆にあたりましては、株式会社カプコン様、株式会社スパイク様、日本マイクロソフト株式会社様にご協力いただきました。この場をお借りして御礼を申し上げます。

で、さらにもう一つ宣伝なんですが。

ゲーム戦争1巻発売の際、電撃文庫マガジン7月号に「Civilization4のマルチ対戦をやるだけ」という、筆者としては一度書きたかったネタなんですが冷静に考えるとよく企画が通ったなという短編を掲載させて頂いたのですが……。

あれがどういうわけかやたらと反応がよかったそうでして、2巻と同時発売の電撃文庫マガジン2012年1月号に再び短編を掲載させて頂くことになりました。

こちらの方は株式会社チュンソフト様にご協力頂きました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

宣伝ばっかりで恐縮なんですが、今日はどうにもやることがごちゃごちゃしていていけません。師走だけに。
というわけで今日はこの辺で失礼いたします。
また年内にもう一度ぐらい更新できればいいんですが・・・!
posted by 師走トオル at 20:04| 日記

2011年10月24日

火風完結から一か月

毎度ご無沙汰しております。
前回更新からまだそんなに間が空いてないと思ったらもう1か月経ってたんですね!
火風最終刊とゲーム戦争二巻の作業がほぼ終わって時間が取れた上に、最近面白いゲームが立て続けに出てるせいか、最近どっぷりゲーム漬けでした。

特にダークソウルはやばかったですね。
実は前作デモンズソウルは途中で断念した派なんですが、今回はどっぷりハマってしまいました。
容赦なくプレイヤーを殺そうとする数々の仕掛け、突然やってくるPK、初めてだと必ず絶望を味わわされるボス群。もう常にドキドキしながら寝食を忘れてプレイしてしまいました。間違いなく今年一番ハマったゲームです。

エースコンバットアサルトホライズンもやばかったです。
キャンペーンは残念でしたがマルチ対戦は面白いですね。16人入り乱れての空戦とか、もうカオスでたまりません。キャンペーンのドッグファイトモードは今一つでしたが対戦時のDFMはよかったです。敵の後ろを取ったときも、逆に敵に後ろを取られたときも、脳汁出まくりでした。

対人戦ではヘリが結構有効なのもよかったですね。ドミネーションではヘリがいるかいないかで勝負が決まりますし、首都攻防戦でもHQの守りについたヘリの強さは異常です。
そんなこんなでかなりやりこんでしまい、一時期オンラインのランキングが百位代前半まで行ってたのは内緒です。



……などとゲームの話ばかりしてるのもあれですので本題に。

火の国、風の国物語が完結して一月が経過いたしました。
Twitter、メール、ファンレターなどでたくさんご感想を頂いております。作家人生も多分そろそろ九年目ぐらいなんですが、こんなに反響頂けたのは初めてのことです。本当に長い間のご愛顧、ありがとうございました。

とはいえあとがきに書いた通り、続編の構想もわりとあるんですよね。ただ実現するのはだいぶ先になりそうですが・・・。

とりあえず目下のところは12月10日発売予定の『僕と彼女のゲーム戦争2』にご期待頂ければ幸いです。

ちなみに、今更申し上げずともお気付きの方は多いと思いますが、七巻で出てきた巨人との戦いのシーンを書くときはもちろんワンダと巨象をプレイしてましたし、最終刊でアレスたちが取った戦術の一つは、信長の野望で真田家プレイをしたときの経験を元にしてます。
その他にも、Civilizationの外交やら何やらと、火風シリーズの何割かはだいたいゲームでできています。

ですので火風シリーズが楽しめた方にはゲーム戦争の方も楽しめるに違いありません。
……というのをウリにしたいと以前から思ってるのですがいかがでしょうか。


ではでは、今日はこの辺で。
posted by 師走トオル at 17:34| 日記