2016年06月08日

『無法の弁護人2』とカクヨム参加のお話

 最近、オーバーウォッチが楽しいです。(近況報告)

 一見すると普通のFPSなんですが、キャラクターごとの特徴が非常に多彩で、FPSにありがちな「エイム下手だと勝てない」というようなことがありません。アタッカー、タンク、ヒーラーやサポート。キャラを変えるだけでゲーム性がガラリと代わり、なかなか飽きが来ません。

 すでに開発し尽くされたと言われているジャンルをこうも万人向けに仕上げるとは、さすが『1000万本売れないゲームは出さない』ことで有名なブリザードですね。

 さて、ところで来週6月15日に『無法の弁護人2 正しい警察との最低な戦い方』が発売されます。
 表紙はこんな感じです。toi8先生の描く阿武隈は本当に素晴らしいですね。
muhou02.jpg

 ところで実は一点謝罪しなければならないことがあります。大変申し訳ありません、実は一巻のあとがきで『無法の弁護人2巻は5月発売予定』と書いてしまったのですが、諸処の事情もあり一月伸びてしまいました……。いやもう本当に些細な理由だったんですが。

 ですがその分、内容の方はご期待ください。(毎回こんなこと言ってる気もしますが)
 特に今回は「犯行を認め、さらに防犯カメラに犯行の一部始終が録画されている被告人」を阿武隈たちが弁護するというあらすじになっております。神奈川県警を相手に、一巻よりもさらに悪辣な手段で対抗する二人の弁護士にどうぞご期待ください。

 さて、今回はもう一件告知があります。
 小説投稿サイト『カクヨム』でこの6月から『エッセイ・実話・実用作品コンテスト』が始まりまして、私も参加しております。

 タイトルは『知らないだけで50万損するフリーランス向けお金の話』。
(※ うさん臭いとよく言われます。いやでも今回に限っては、看板に偽りありませんよ!?)

こちらから見られます。ログインもなにも要りませんし携帯でもOKです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881150182

 フリーランス。すなわちどこにも属さない自営業者。個人事業主。
 作家、ライター、漫画家、最近ではブロガー、ユーチューバー、プロゲーマーもそうだったりします。
 こういった方限定の話ですが、ご存じでしょうか。日本という国は、

『帳簿をしっかりつけて、収入と支出を正しく申告して、将来に備えての積立とかをしてるなら、税金とか色々安くしてあげるよ』

 というシステムになっていることを。
 具体的な事例を挙げますと、こんな感じ。

・大前提として、確定申告をしないと20万ぐらい損することがあります。
・青色申告特別控除をもらえれば、毎年16万円節税できます。
・個人事業主向け退職金制度に加入すれば、40万の積み立てで15%以上の利益が付きます。
・国民健康保険から文芸美術健康保険に加入することで、30万以上安くできる場合があります。

 他にも平均課税、ふるさと納税、保険料控除などの制度利用で受けられる利益は決して小さくありません。
 もちろん家族状況、年齢、収入などにもよります。ですが青色申告特別控除で16万節税できるなんて話は大体の人に当てはまります。退職金制度や国保の切り替えも同様で、かなりの人が節税に繋がります。

 私のデビュー当初、この手の話は全然知らず、数年間で100万とか200万ぐらい余計に税金を納めてました。そういう経験もあり、こういったことを一度どこかでまとめておきたい、多くの方に知ってもらいたいと思い、投稿した次第です。あ、いや、コンテストの賞金20万も欲しいですけどね!? PSVR出ますし!

 まえがきにも書いてますが、今やいつ誰がフリーランスの立場になるか分かりません。そして国の制度には結構便利なものが多いですが、制度自体のことを知らない場合にはまったく意味をなさない上に、知ることができる機会というのはそう多くありません。

 というわけで、あなたがフリーランスになる前であっても後であっても、もしお時間があれば是非少しだけでも見ていってみませんか? なにしろ働かなくてもお金もらえるような話ですよ!?
(注:厳密には『同じ収入であっても節税分だけより貯金が増える』と言うべきかもしれませんが)
posted by 師走トオル at 17:42| 新刊のご案内