2012年10月14日

サイン会から一週間

本当は一週間前に書いた記事なんですがなんとなく間を明けてこっそり更新です。

ちょうど一週間前、秋葉原で電撃文庫秋の祭典2012が行なわれ、そこで初めてのサイン会を行わせて頂きました。

なにせ作家業約十年目にして初めてのサイン会です。話には聞いていましたが自分でやってみると色々と感慨深いものがありました。

まずわりと文字がゲシュタルト崩壊を起こしますね。自分の名前すら、書いてる最中に一体どこまで書いたのか、一体何を書いているのか分からなくなることがしばしばという有様。
サインの練習というのは恥ずかしがらずにやるべきですね。頭で何も考えられなくなっても体に覚え込ませた習性があればなんとかなります。

あと、頭で書くにしろ体で書くにしろ、サインの最中にファンの方と会話する、というのはまず無理、というのが私の結論でした。人間、二つのことを同時にはできないようになってるんですね。あるいは慣れればもっとスムーズにできるのかもしれませんが。

まあとにかく、色々ポカをやってしまった覚えはあるのですが何分初めてのことでしたので笑って見過ごして頂ければ幸いです。

ちなみに、後で知ったんですがあの電撃文庫秋の祭典2012というのは実に七万人もの人が訪れたと聞きました。確かに当日の秋葉原ではそこかしこで電撃文庫の紙袋を持った方を見かけましたし、特に開催前から開催直後にかけては販売コーナーに凄まじい行列ができていたと聞いております。

そんな場でサイン会の機会を頂けたことは本当にありがたい限りです。こんな場でなんですが、今回の機会を頂けた電撃文庫編集部、現場のスタッフの皆さま、そして何よりもサイン会に足を運んで頂けた皆さまには心から感謝しております。

なお当日、秋葉原へ行こうとしてついうっかり編集部のある飯田橋に行ってしまったのは内緒です。いやもう本当に最近外出するといったら編集部ぐらいしかないものですから、電車に乗るまでまったく気付きませんでした。飯田橋と秋葉原が近かったのは非常に幸いです。
しかも本日はある方の結婚式だったのですが、よりにもよって今日もまた場所を間違えていつの間にやら編集部のある方へ向かっていたという有様。引き籠もりもほどほどにすべきですねホント…。

posted by 師走トオル at 19:41| 日記